おコメ博士の闇米日記

オワコンと言われがちな日本のおコメ。令和のこの時代に、グローバル視点で日本でおコメを作る意味を考えます

窒素

「土を乾かす」という魔法の話。

突然ですが、コレは何の写真でしょう? そう、わかる人にはわかるアイツ。稲です。プラスチックのコップに詰めた土に育っている稲の写真ですね。一応、おコメのブログだからね。 さてさて、左の稲に比べると、ずいぶんと右の稲の生育が良いみたい。 ですが実…

自然の力を引き出すとは何ぞや、という話

そういえば昔なにかと「なんぞや」という言葉を使う先生がいましたね。 それはさておき、先日ツイッター界でこんなやりとりをしました。 日本農業を盛り上げる上で必要なことは何か。最近かんがえてるコトを書いてみました。 #はてなブログ農学博士の僕が自…

無肥料栽培のトマトは空気中の窒素を活用してる?

自然界では植物が勝手にすくすくと育つのと同じように、やってみたら意外と無肥料でも農作物は育つし、条件によっては肥料を使う栽培並の収穫量がとれるたりします(でも安定生産を考えると7割くらいが丁度いいという人多し)。 ってのは、事例としてはそれ…

根の中に住む小さな微生物の大きな役割

肥料になるべく依存しない農業をやりたい、という人にとって、大きな関心事となるのは微生物です。なぜかというと、肥料をやれば作物の成長が促進される、という肥料と作物の蜜月関係についてはもう相当な数の文春報が繰り出されており、あんなことやこんな…

無肥料で8俵とれる科学的根拠

2016年12月号の現代農業に、「無肥料で8俵とれる科学的根拠」という弘前大学の杉山修一教授の記事が載っていて、Web上でもその記事を読むことが出来ます↘ 月刊 現代農業2016年12月号 無肥料で8俵とれる科学的根拠 この記事では、無肥料栽培ながら8俵ものコ…

自然栽培の現状を解説Part3「桐島、無肥料でも土壌の窒素が減らないってよ」

収入はないけれど、生きてりゃ支出はどうしても出てくる。 家計の収支がマイナスなら、生きてる分だけ借金が増えていき、買えるものがどんどんなくなっていく・・・ それがお財布事情と生活の関係ですね。 で、農業でも、この考え方が結構常識的です。 つま…