浜ちゃんBBCデビュー問題からみる現代世界のスケール
遂に我らが浜田雅功(54)が、イギリス公共放送のBBCデビュー。
『ごっつ』からダウンタウンを追跡してる私としては、遂に世界デビューでめでたしめでたし、と言いたいところ。
しかしデビューコスチュームはなんとエディマーフィーのコスプレ。
しかも黒塗りメイクが黒人を揶揄しているということでめっちゃ批判されてますよ。
(浜ちゃんが好き好んでコスプレした訳じゃないのにね・・・可哀想(*_*;
しかも、2018年1月5日16時頃ではこのニュースが二番目にみられてますよ。。。
新年早々とばしてますね。
さて、黒人差別の問題は私は無知なので置いておくとして、テレビの国内向け放送が国内問題でまったく終始しない、ことに思うことが色々とありました。
かつて2001年頃まで松っちゃんが演じていたMr.Baterも今の基準で言えばアウトでしょうが、かつてはネットインフラも普及しておらず、当然なんの問題にもなっていない。
情報が瞬時に世界的に共有されるようになった今、国際基準で差別と言われるものは、例え国内放送だろうとピックアップされて炎上することが今では普通です。
これがもっと発展して、外国からテレビスポンサーに批判が殺到するなどすれば、テレビも更に自主規制を強めざるを得ないでしょう。
結果、既にその兆候が見えますが、最後もAmazon Primeが勝利するのでしょうか。
さて、差別とは少し違いますが、世界的に瞬時に情報共有がされる問題では、東日本大震災のFUKUSHIMA問題が類似します。
福島原発事故以降、様々なニュースが飛び交った結果、専門的な知識をもたない人たちの汚染イメージは、まさに下の写真のように。。。
その後、草の根で調査やデータ解析、情報発信をする人のお陰で、安全と危険の線引きが少しずつ広まってきましたが、知らない人は未だこうしたイメージを持っています。
例え根拠のないイメージでも、固着してしまえば農産物などの被害は甚大です。
食でリスクはとりたくない、というのが消費者の本音。
でも、それが正義になれば、デマを流したもの勝ちになってしまうのも事実です。
デマがあっという間に世界に拡散する現代だからこそ、特に食農界は、デマに翻弄されない生産者―流通業者―消費者の信頼関係がマストだと、浜ちゃん騒動に接し改めて思うのでした。